調査・研究

熱交換器の総合的管理業務

 「熱交換器の総合的管理業務」は、各種熱交換器の洗浄サービスやそれに使用するクリーナの販売を行うのに合わせ、熱交換器リーク原因の調査、最適な保守管理法の提案などを行います。

 弊社は、シェル&チューブ型熱交換器細管に最適な米国CONCO社製各種クリーナの販売及び洗浄工事を行います。洗浄は汚れの種類・程度に応じたクリーナを安全な低圧水で打ち抜きます。硬質スケールにより閉塞した細管の開削には、ハイドロビット洗浄で対応します。Uチューブ型熱交換器では、フレキシブルなスピニングブラシによりU字管の洗浄を行います。このサービスは、復水器細管の汚れを除去、熱交換率アップによる燃料費及びCO2排出量の削減に役立ちます。

 また、弊社では、この洗浄サービス後に細管のリークが見つかった場合など、プラグで細管を閉鎖することのほか、その原因が汚損生物によるものであるのか、ほかの原因であるのかを調査し、その特定を行います。さらにその原因に合わせた最適な保守管理方法についてご提案いたします。

2019年05月01日

復水器細管検査・調査業務

「復水器細管検査・調査業務」は、復水器細管を抜管して、アルミ黄銅管の鉄皮膜形成の優劣や汚損生物の付着による損傷の程度などを検査します。

 アルミ黄銅管にとって鉄皮膜形成は、熱伝導効率の維持、海水や汚損生物に起因するデポジットアタック、ピンホールの防止のため重要です。この鉄皮膜形成が不完全であるとピンホールを起こし海水漏洩が生じ、蒸気循環システムの損傷を招き、発電に重大な影響を及ぼします。

 弊社では、細管の一部を抜管しご提供いただいた細管を二つ割りにして、鉄皮膜分布、減肉、ピンホールの部位とその原因、汚損の状況、生物の種、サイズを分析し、最適な防汚対策を提案いたします。

 

A:薄い鉄皮膜、B:厚い鉄皮膜、C:バレット洗浄後、
D1:再皮膜形成前、D2: 再皮膜形成後

2019年05月02日

海水設備系にかかる生物調査業務

 「海水設備系にかかる生物調査業務」は、付着生物とミズクラゲの調査を行います。付着生物とその幼生をプランクトンサンプルや付着版の遺伝子解析によりモニタリングし、対策をご提案します。また、ミズクラゲの調査・対策ではクラゲの発生源となっているポリプ繁殖場所の探索や「超音波クラゲ探知装置」によるクラゲの来襲を監視し、警報を出す被害防止システム導入のための事前調査、設計、販売、施工、保守を行っています。

 廃棄物となるミズクラゲや種々の海生生物の減容や処理についても、「洋上処理槽」の設計・施工、保守を行っております。御社のエミッションゼロの実現をご支援いたします。

 防汚技術開発の支援も行います。復水器細管を模したモデル配管による実海水の通水実験や、付着生物の幼生を用いた室内試験により、薬品原体や製造品の防汚効果の評価を行います。

2019年05月10日

電解塩素注入サポート業務

 「電解塩素注入サポート業務」は、発電所海水系統の付着生物対策として、海水電解液の注入を検討したいというご希望があれば、どのような設備でどのような運用が最適か、環境対策として何が必要か、などなど、検討から導入、普段の保守までアドバイスいたします。

 また、必要であれば、周辺海域の水質調査や電解液注入後のモニタリング、関係自治体や関係機関への説明資料の作成、同行説明などもいたします。

2019年05月10日

バイオアッセイ業務

 「バイオアッセイ業務」は、様々な薬品、たとえば防汚塗料の原体の毒性評価を行います。

2019年05月10日

防汚効果スクリーニング試験業務

 「防汚効果スクリーニング試験業務」は、防汚塗料の原体として適正な薬品、薬品濃度の評価を行い、効果のあるものとそうでないもののスクリーニングのお手伝いをします。

 フジツボ幼生を使った付着防止効果試験を主としますが、ムラサキイガイ、海藻のノリを使った試験も開発中です。

2019年05月10日

付着板垂下試験業務

 「付着板垂下試験業務業務」は、防汚塗料など試験板に防汚剤を塗布し、筏に一定期間垂下してその製品の性能を評価する試験です。

 これまでの実験成果では、フジツボだけでも10種以上の出現が確認されていますので、防汚剤の種選択性の有無を確認することも可能です。

2019年05月10日

防災業務

 「防災業務」は、水位計等のモニタリングシステムや、発電所等工場への侵入監視のうち、海中の侵入者監視システム導入のための事前調査、設計、施工、保守を行っています。

2019年05月15日

残塩計の販売・設置・保守業務

 「残塩計の販売・設置・保守業務」は、電解液を注入する発電所放水口に設置する残留塩素計の販売とそのシステム導入のための事前調査、設計、施工を行うほか、機器の校正など必要な保守を行います。

 また、放水口における海水採水システム配管への生物付着を回避する「計測計除貝システム」を販売しています。採水配管へ付着した生物は塩素を消費しますので正確な計測を妨げます。残塩計の導入と合わせてご検討ください。弊社では、システム導入のための事前調査から、設計、販売、施工、保守のすべてを行います。

2019年05月17日

大気等環境測定業務

 「大気等環境測定業務」は、大気汚染計測器、気象観測装置の保守点検や、24時間連続で収集した大気環境や気象データの解析を行います。

 大気環境計量証明事業 所として、大気中の環境化学物質の分析を行います。

 その他、騒音測定、海洋や河川の水質測定、土壌汚染の調査、メゾコズム実験、霧や塩害の調査なども行っております。

2019年05月20日

排ガス測定業務

 「排ガス測定業務」は、ばい煙とダイオキシン類の測定を行います。

 発電所や工場などで排ガス中の煤塵のほか、水分、窒素酸化物、硫化物、酸素、二酸化炭素、ダイオキシン類のサンプルを採取し、測定します。

 

2019年05月22日

鳥類と野生鳥類の調査業務

 「鳥類と野生鳥類の調査業務」は、猛禽類とその他野鳥の生態調査を行います。道路や送電線などの工事により野鳥の繁殖が妨げられないよう建設計画に反映させます。また、各種アセスメント調査の「鳥類」の項目を調査・評価いたします。

 また。弊社がご提案する「遠隔監視システム」は、鳥類やその他野生生物の行動を把握するため、カメラ・録画装置・通信システムによる監視が行えるシステムです。

2019年05月25日